「この病気に感謝してるんだ」 ある日、スティーブが言った。思いがけない言葉だった。 スティーブはALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っていた。身体の自由はどんどん失われていくのに、意識だけははっきりと残る。ある意味、最も過酷な病気かもしれない。いずれ呼吸さえも困難になり、死にいたる。そんなおそ … [もっと読む...] about 「この病気に感謝してるんだ」ALSの患者さんの言葉
音楽療法について
人は自分の死が近いことを察するのか?
病気とともに生きていくことに疲れたとき、「もう死にたい」と口にする患者さんがいます。そして、ある日を境にその言葉が、「もう死にます」に変わる時があります。そういう患者さんは、その言葉通り数日後に亡くなることが多いのです。ホスピスの患者さんは、潜在意識で自分の死期が近いことを察しているとしか思えないよう … [もっと読む...] about 人は自分の死が近いことを察するのか?
「浜辺の歌」- ホスピスにふさわしい日本の歌
アメリカのホスピスで音楽療法士として働いていた時、患者さんやその家族の方々に、日本の歌を歌ってくれないかとたびたびリクエストされました。そんな時よく歌ったのが「浜辺の歌」です。この曲はご存知のとおり、昔を振り返る歌なので、ホスピスにとてもふさわしい曲です。 浜辺の歌作詞:林古溪作曲:成田為三 … [もっと読む...] about 「浜辺の歌」- ホスピスにふさわしい日本の歌
私がホスピス音楽療法士になった理由
「なぜホスピス音楽療法士になったのですか? … [もっと読む...] about 私がホスピス音楽療法士になった理由
ホスピスで働くのは憂鬱?
「ホスピスで働くのは憂鬱ではないですか?」とよく聞かれます。 ホスピスの仕事は悲しく、憂鬱なものではないかと思う皆さんの気持ちはわかります。それは、ホスピスは「死の場所」と考えられているからでしょう。 しかし、ホスピスは場所ではありません。 … [もっと読む...] about ホスピスで働くのは憂鬱?
言葉にできない想い
青空の広がる春の日、ホスピス病棟は重苦しいムードにつつまれていた。その日の朝、患者さんの息子さんが刑務所からお見舞いに来たからだ。 自分の家族がもう長くないとわかったとき、アメリカの囚人にはふたつの選択肢が与えられる。家族が亡くなる前に会いに行くか、葬儀に出席するかのどちらかだ。両方を選択することは … [もっと読む...] about 言葉にできない想い
死に逝く人から学ぶこととは?
「今日入院してきた患者さんで、人種差別主義者の人がいるの」 看護部長がこわばった顔で言った。 「白人のスタッフにしか世話されたくない、って言うのよ。もちろん、そんな要求には対応しないわ。でも、ユミには前もって知らせておこうと思って」 正式な音楽療法士としてオハイオ州にあるホスピスに勤 … [もっと読む...] about 死に逝く人から学ぶこととは?






