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音楽療法日記|グリーフサポートと終末期ケア|佐藤由美子

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「芸術と科学のハーモニー講演会」で感じたこと

IMG_7157[1]先日、愛知県武豊町民会館「ゆめたろうプラザ」で、講演会「音楽がある、人生がある 音楽療法の魅力~ラスト・ソングを求めて」を行いました。

武豊町では毎年、「芸術と科学のハーモニー講演会」が開催されています。近年講演を行った方は、金沢21世紀現代美術館元館長の蓑豊氏、脳科学者の茂木健一郎氏、昨年ノーベル物理学賞を受賞された、名古屋大学大学院教授の天野浩氏など。

このような素晴らしい講演会に招待していただき、驚きました。

そしてさらに驚いたことは、数週間前に講演会がすでに満員になり、キャンセル待ちの方もいたことです。

音楽療法に興味を持っている方が、たくさんいるということですね。とても嬉しいことです。

愛知県武豊町は知多半島にあります。青森から東北新幹線で東京まで行き、東海道新幹線に乗り換えて名古屋まで。そこから名鉄電車で1時間ほど行くと、のどかな風景になります。そして、田んぼの中に「ゆめたろうプラザ」がありました。

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愛知県武豊町民会館「ゆめたろうプラザ」

この建物は「船」のイメージをもとにデザインされたそうです。とても素敵な建物で居心地がよく、たくさんのコンサートが開かれているそうです。

武豊町は、科学や芸術に大変力を入れている町なのです。だからこそ今回、「音楽療法」の講演会を計画してくださったのでしょう。

武豊町で感じたことは、皆さんこの町がとても好きだということです。住んでいる人たちがそう思える場所というのは、素敵ですね。武豊町で講演をさせていただけたことに、心から感謝しています。

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講演会では、音楽の力、音楽療法、終末期医療における音楽療法に関して、ビデオや生演奏を含めながらお話しました。

音楽回想法によって患者さんがどのように心を開いていくのか。音楽療法で、ホスピスの患者さんとご家族が、最期を有意義に過ごすお手伝いをするということ。また、認知症の患者さんと音楽を使ってコミュニケーションを図ることや、認知症の患者さんを介護するご家族の心のケアの大切さなどについても、お話しました。

IMG_7111[1]

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講演の後、参加者の方からたくさんの質問がありました。その後のサイン会でも、いろいろな質問を受けました。時間がなかったので、すべてのご質問にお答えすることはできなかったのですが、皆さん音楽療法にとても関心があるのだと実感しました。

「音楽療法がもっと普及してほしいです。応援してます」とか、

「『ラスト・ソング』広めますね!」など、嬉しい言葉をかけていただいたり、

「私の働いている会社で、音楽療法普及に何か貢献できないでしょうか?」といった具体的なお話もありました。

参加者の方々は、音楽療法士さん、音楽療法学科の生徒さん、作業療法士さん、お医者さん、看護師さん、中学校の校長先生、自宅でご家族の介護をされている方など、さまざまな方が来てくださいました。

そして、武豊町の町長さんともお会いしました。

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武豊町の町長、籾山芳輝さん(真ん中)と、実行委員のメンバーと。
「芸術と科学のハーモニー講演会」 実行委員のみなさんと
「芸術と科学のハーモニー講演会」 実行委員のみなさんと

講演会の後、参加してくださった内科医の先生とお話する機会があったのですが、その時の彼の言葉がとても印象的でした。

「音楽療法がもっと普及するといいですね。医療ではエビデンスが大切だけど、こういう療法はエビデンスが出しにくいと思うんです。でも、重要なことだってわかるし、共感できます」

音楽療法は臨床やエビデンス(科学的証拠)に基づいた療法ですし、欧米では多くのエビデンスが出ています。しかし、エビデンスが出しにくい療法であるということも事実。なぜなら、人間の心やスピリチュアリティーに関して、科学的測定をするのは難しいからです。

先生とお話した後、アインシュタインの言葉を思い出しました。

Everything that can be counted does not necessarily count;

everything that counts cannot necessarily be counted.

~Albert Einstein

 数えられるもののすべてに意義があるわけではない。

意義のあるものすべてが数えられるわけではない。

~アインシュタイン

まさに、「芸術と科学のハーモニー」の難しさや、その大切さを考えさせられた一日でした。

今後、医療で音楽療法が取り入れられることはとても重要です。なぜなら、音楽療法を必要としている患者さんやご家族がたくさんいるからです。また、医療で取り入れられない限り、音楽療法は「レクリエーション」で終わってしまう可能性があるからです。

そのためにはエビデンスも必要ですが、もしかするとそれ以上に大切なことがあるのかもしれません。

それは、患者さんにとって一番いい医療とは何かを考え、患者さんのためになることを取り入れていく姿勢ではないでしょうか。

もっと多くの人に音楽療法を知ってもらうために、これからもできる範囲で講演や執筆活動を続けていきたいと思います(講演の依頼はこちらから)。

武豊町「ゆめたろうプラザ」の皆さん、参加してくださった皆さん、貴重な時間をありがとうございました。またいつかお会いする日を楽しみにしています。

**講演会での写真はこちらにUPしています。

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