先月、「『自分のしたことが許せない』原爆開発に関わった患者さんの最期」という記事を書いた。アメリカのホスピスで音楽療法士をしているときに出会った、サムという患者さんのストーリーだ。この記事は、ハフィントンポストアメリカ版、イタリア版、スペイン版、韓国版などに掲載され、さまざまな反響があった。アメリカ人 … [もっと読む...] about 「原爆投下は正しかったと思う?」米国退役軍人が死ぬ前に私に聞いたこと
戦争と音楽
「自分のしたことが許せない」原爆開発に関わった患者さんの最期
アメリカのホスピスで音楽療法士として働くあいだ、戦争を経験した多くの人々に出会った。 沖縄戦を生きのび、戦後アメリカに移住した日本人女性は、自らの死を目の前にしたとき、過去の記憶にとらわれてしまった。 フィリピン戦で親友を失い、戦後焼け野原になった広島を見た退役軍人は、「戦争があったことを … [もっと読む...] about 「自分のしたことが許せない」原爆開発に関わった患者さんの最期
「僕は日本兵を殺した。彼らは若かった。僕も若かった」患者さんが死ぬ前に告白したこと
先日のブログ記事で、ジョージという米国退役軍人のストーリーを書いた。当時20歳だった彼は、アメリカ人と日本人が戦争で受けた悲劇を目の辺りにし、そのつらい経験を生涯抱えて生きた人だった。 アメリカのホスピスで音楽療法士として働くあいだ、私は多くの退役軍人に出会った。 その中でも忘れられないの … [もっと読む...] about 「僕は日本兵を殺した。彼らは若かった。僕も若かった」患者さんが死ぬ前に告白したこと
「日本兵に親友を殺された、でも日本を愛している」米国退役軍人があなたに伝えたいこと
先日、「沖縄戦を生きのびた患者さんが死ぬ前に後悔したこと」という記事で、沖縄戦を生きのび、その経験をずっと胸のうちにしまっていた患者さんのストーリーを書いた。彼女のように、戦争の経験を語りたがらない人は多い。しかし人生の最後、思い出したくない戦争の記憶は必ずよみがえる。 2012年、オハイオ州の … [もっと読む...] about 「日本兵に親友を殺された、でも日本を愛している」米国退役軍人があなたに伝えたいこと
沖縄戦を生きのびた患者さんが死ぬ前に後悔したこと
「ひとつだけ後悔があるの」 ある日、時子さんが言った。 「私の人生を、書き留めておけばよかった……」 思いがけない言葉だった。 沖縄戦を経験し、戦後アメリカに移住した時子さんは、戦争の経験を人に語ることはなかった。息子さんにさえ、つらい過去を明かすことはなかったのだ。だからこそ … [もっと読む...] about 沖縄戦を生きのびた患者さんが死ぬ前に後悔したこと