先日、札幌でホスピスケアにおける音楽療法の講演をしました。その後、講演に来ていた音楽療法士さんからメールをいただきました。
これまで障害児対象の音楽療法をしてきました。緩和ケアの分野は別世界だと思っていましたが、考えが少し変化しました。将来緩和ケアにも関わってみたいです。
札幌近辺には、ホスピスや緩和ケアの分野で活躍している音楽療法士が数名います。今回、講演を主催してくださった「和・ハーモニー音楽療法研究会」の理事長を務める中山ヒサ子さん(日本音楽療法学会認定音楽療法士)の影響で、この分野に足を踏み入れた方も多いようです。
翌日、福岡市内で講演した際も数名の音楽療法士さんに出会いました。福岡市内にはホスピス病棟(緩和ケア病棟)が数多くあり、中には音楽療法士が働いている所もあるそうです。
その後、都内で「セルフケアと逆転移」セミナーを行いました。そこには都内の在宅医療の現場や高齢者施設で「見送り」に立ち会っている音楽療法士が数名来ていました。
ホスピス病棟(緩和ケア病棟)、老人ホーム、自宅など、人々が亡くなる場所はさまざまです。その状況によって患者さんやご家族のニーズも変わってきますが、このような終末期ケア(エンド・オブ・ライフ・ケア)の現場に音楽療法士が関わることで、ケアの質も向上すると思います。
音楽療法士と一緒に働く医療介護職の方たちからは、「音楽療法士の存在が私たちの支えにもなる」という声も聞きました。
今回は、各地での講演やセミナーを通じて、沢山の方とお話しする機会がありました。その中でも印象に残った質問やコメントなどを後日ブログで紹介したいと思います。
講演で使用したスライドの一部はこちらです。
6月16日札幌にて、音楽でご一緒させて頂いている方と(パーキンソン病・70歳代後半)と聴講させて頂きました。とても有意義な時間を過ごさせて頂きました、ありがとうございました。
現在、高齢者を対象として音楽療法を実施しております。とはいえまさに音楽レクリエーションなので、音楽活動と称しています。
地域のコミュニティーから有料老人ホーム、老健、特養と様々な対象者とご一緒させて頂いておりますが、年々今週元気でお会いした方が次回にはお逢い出来なかった(天国に召された)という事がとても多くなりました。
緩和ケアとは異なると思いますが、日本の施設の現状を考えると、今後もこのような事象が多くなることが予想されます。
毎回、一期一会の覚悟で臨んでいるつもりでおりますが、お別れの報の度に「対象者の方の為に何が出来たのか?」「これで良かったのか?」と悶々とする自分がいます。