大沢かおり氏インタビュー
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悲しみを越えて
BLISS(ブリス)第2回目のインタビューでは、医療ソーシャルワーカーの大沢かおりさんにお話を伺います。大沢さんは、東京共済病院のがん相談支援センターでがんの患者さんへのサポートを行っています。また、NPO法人Hope Tree(ホープツリー)を通じて、がんになった親の子どもをサポートするためのさまざまな情報やプログラムを提供しています。
家族ががんなどの重い病気になったとき、子どもたちにどのように伝えればいいのでしょうか? 子どもをつらい現実から守るために病気を隠そうとしても、子どもは何かおかしいと気づくものです。だからこそ子どもの年齢に合わせて、適切かつ正確な情報を伝えることが大切ですが、その後のフォローの仕方がわからないから不安、という方もいるでしょう。
「子どもたちは親のがんを乗り越えることができる」と大沢さんは語ります。人生において悲しみや苦しみを避けて通ることはできません。それは大沢さんご自身が経験したことでもあります。大沢さんは乳がんを患い、その数年後旦那さんを自殺というかたちで失いました。インタビューでは、がんの親をもつ子どもへのサポートの方法と大沢さんご自身の喪失やグリーフついてお話を伺います。
大沢かおり(おおさわ・かおり)
医療ソーシャルワーカー、精神保健福祉士、社会福祉士。1990年、上智大学卒業。91年、東京共済病院勤務。2007年から院内がん相談支援センター専任ソーシャルワーカー。08年、がんになった親とその子どもをサポートする「Hope Tree」を設立。10年、親ががんになった子どものサポート活動「CLIMB(クライム)」を実施。ホームページ上での情報提供、研修会など、支援活動を続けている。新刊に「がんになった親が子どもにしてあげられること」(ポプラ社)。
Hope Tree (ホープツリー): http://www.hope-tree.jp
Hope Tree Facebook: https://www.facebook.com/hopetree44/
※大沢さんがエピソードの中でお話しされていた本は、「悲しみを越えてー愛する人の死から立ち直るために」(創元社)と「さよならも言わずに逝ったあなたへ―自殺が遺族に残すもの」(扶桑社)です。
Thank you for the English summary!