BLISSエピソード「認知症の人の心に寄り添う」では、認知症高齢者とのコミュニケーション法として知られる「バリデーション」についてご紹介しました。
これは英語では、 “Validation technique” と呼ばれるもので、認知症高齢者を対象に開発されたメソッドですが、バリデーションそのものは認知症のみならず、心理療法において欠かせない要素です。
バリデーション(Validation)とは直訳で、「~が正当であると確認する」という意味。その人のことをジャッジ(判断)せずに、自分を相手の立場に置き換えて、理解しようと努力することです。相手のことに興味を持って接し、その人の気持ち、考え、行動、感覚を「認識する」ことを指します。
バリデーションによって相手が、「自分の気持ちを理解してもらえた」と感じることができるのです。
グリーフカウンセリングにおいて、バリデーションはもっとも大切な要素のひとつ。喪失や悲嘆を経験している人にとって、自分の複雑な感情を理解しようとしてくれる人の存在は、回復の過程において欠かせないからです。
今回のエピソードには、このようなコメントが届きました。
すべての人がバリデーションを必要としている
その通りだと思います。「自分を受け入れて欲しい」という気持ちは、病気や年齢に関わらず、人類共通の願いなのでしょう。
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