「パーソナルソング」はニューヨークで始まった ”Music & Memory” というプログラムについてのドキュメンタリーです。iPodを使って認知症高齢者に音楽を届けるというもので、私が以前働いていたアメリカのホスピスでも似たような取り組みをしていました。
この映画について、これまで多くの方から質問を受けましたので、ここでいくつか紹介したいと思います。
1.映画で紹介されているのは「音楽療法」なの?
“Music & Memory” は、音楽療法(Music Therapy) とは異なるものです。このプログラムを開発したダン・コーヘン氏はソーシャルワーカーで、”Music & Memory”と音楽療法の違いについてしっかり理解している人です。ただ、日本では映画が「音楽療法」と宣伝され、字幕でも「音楽療法」と訳されたため、誤解が広まったようです……。
詳しくは、音楽療法士の猪狩裕史さんの記事をご覧ください→パーソナルソングを観た感想
2.”Music & Memory” は誰にでもできる?
ある程度の成果を出すには、基礎的なトレーニンが必要です。”Music&Memory” では、
3.音楽療法士が ”Music & Memory” を取り入れる場合、どうすればいい?
米国音楽療法学会(American Music Therapy Association)では、米国認定音楽療法士が”Music & Memory”プログラムを取り入れる方法をホームページで紹介しています。
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