説明
ZOOMでのコンサルテーションやスーパービジョンを行っています。こちらが、みなさんから多い相談の内容です。
・ 音楽療法士になりたいけど、迷っている
・ アメリカで音楽療法を勉強したいので、相談したい
・ 病院や施設で音楽療法を取り入れたいが、どうすればいい?
・ 音楽療法士として活動しているが、悩みがある
・ アメリカのホスピスケアの現状が知りたい
・ 音楽療法を普及することに、企業として貢献したい
《コンサルテーションを受けた感想》
以前から佐藤さんとは連絡を取らせていただいてましたが、文面上では伝わりにくい部分というのがどうしてもありました。やはり、面と向かって会話することは、なにより大切であり自分の可能性を広げることだと私は考えています。
音楽療法が何なのかもまだわからないなかで、一番初めにゴールである存在の方とお話しさせていただき良かったと思います。自分の可能性を広げる第一歩となり、音楽療法ともっと通じあえる機会となりました。今もまだ夢に向かって奮闘中ですが、音楽療法というものに出会えて良かったと心から思います。
ー 高校生のRさん
アメリカの現場でご活躍されているとのことで、実際の音楽療法現場や日本との違いなどの、本やネットの情報だけでは知ることの出来ないお話まで伺えました。また親身に相談にのってくださるので、不安なことや疑問に思うことを正直に吐き出すことができ、将来を考える上でとても貴重な経験となったと思います。
ー 高校生のRさん
アメリカにおけるホスピスケアの実態は、これからの日本に有益な情報がいっぱいあると実感しました。皆保険制度に支えられた日本は命の大事な場面でもマネジメントの思想は医療者側にあり、死の主体は患者本人にもっと戻すべきだとあらためて思いました。 とても参考になりました。
ー 医療関係者のTさん
「死に逝く人は何を想うのか」を偶然書店で手に取り、佐藤さんのことを知りました。当時ALS末期で入院中の母を介護していましたが、最後に何かしてあげられることはないか、特に音楽が好きだった母に音楽療法のようなことができないかご相談しました。
また、小学校低学年の子供に、この状況をどう伝えればいいかということもご相談しました。 コンサルテーションから数か月後、危篤の連絡を受けてから看護師さんに「まだ聴覚は残っているから」と言われ、佐藤さんに頂いたアドバイス、「家族や私のことは大丈夫、今までよく頑張ったからもう心配しないでいいんだよ」「今までありがとう」と声をかけてあげることができました。また、枕元で好きだった音楽を流してあげたりもできました。佐藤さんと事前にお話ができていたからこそ、冷静に最期の貴重な時間を過ごすことができたと思います。
子供への説明は、ちょうどポッドキャストで親を失ったお子さんの話があった後だったので、それも参考に、できるだけ分かりやすい言葉で本当のことを話しました。また、アドバイス頂いたように「おばあちゃんの姿を見るのは辛いけど、ママは一緒に行ってくれたら心強いし、おばあちゃんも嬉しいとおもうよ」というように話しました。
ALSという病気は告知されても治療法がなく、どんどん病状が進んでいきますので、患者本人も家族もある程度の覚悟はして過ごしてきました。なので存命中から「グリーフ」の過程を過ごしてきたように感じています。
コンサルテーションでは、グリーフは長い道のりであるということを改めて知りましたが、告知から2年弱で逝ってしまったいま、まだまだ渦中にいると実感しています。 末期患者の家族にも精神的ケアが必要だと思っていた矢先の、佐藤さんとの出会いでしたので、迷うことなく佐藤さんと直接お話ししたく、コンサルテーションを受けました。音楽療法とは直接は関係のないお話になりましたが、末期医療という点でためになるお話ができて大変良かったと思っています。
ー 末期患者さんのご家族、Yさん