BLISS #18 Interview with Keiko Chida
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自分の弱さを見せるということ
今回のBLISS(ブリス)ゲストは、一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会の千田恵子さんです。
エンドオブライフ・ケア協会は、2025年問題に対応する具体的な各論として、各地域での看取りに関わることができる人材の育成をミッションとして活動している団体です。
もともとは、企業向け人材育成や新規事業立ち上げの仕事をしていた千田さんは、お父さまが難病ALSに罹患したことを機に、働きながら介護に携わり、本人の意思に基づき最期を見送りました。その3ヵ月後、お母さまも他界しました。そのころ、訪問診療医の小澤竹俊医師と出会ったことがきっかけで、エンドオブライフケア協会に関わっています。
インタビューでは、大切な人を見送った経験、グリーフから学んだこと、エンドオブライフケア協会を通じて行われている「いのちの授業」についてお話を伺います。
自分もひとりの弱い人間なんだけども、そこから学ぼうとしているっていう姿勢が見えたときに、この人だったら話してもいいかな、一緒にやっていけるかなっていう、次の一歩があると思うんです。
-千田恵子さん
千田恵子(ちだ・けいこ)
エンドオブライフ・ケア協会業務執行理事。企業向けの人材育成・新規事業開発・海外進出支援に従事。父親が難病ALSに罹患したことを機に、働きながら家族として介護に携わり、本人の意思に基づき最期を見送る。3ヵ月後の母親他界と前後して、活動のきっかけとなる小澤竹俊氏と出会い、人生のミッションとして事業立ち上げから法人運営に関わるようになる。
鈴木 留美 says
どんなに準備をしてもシチュエーションを描いても
いざその時が来れば戸惑い 悩む その時が過ぎれば
あれでよかったのかと自問自答する
私だけでなく皆そうなのかなと感じました
そして答のわからない問いにあれでよかったんだ
あれが一番だったんだと自分で自分に◎を付けてあげることができたら
このグリーフは一つの終わりの形を見せるのかなと
今回活字だけを目で追って頭で理解しようとしたら
こんな風に考えなかったと思います
千田さんの声を聴きながら、語られてる姿を頭に思い浮かべながら
自然とそんな感情が沸き上がりました(勝手ですが)
一個人では決して聴くことのできない生の声を
届けてくださったことをありがたいと思いました
Sato Yumiko says
お聴きいただきありがとうございます。「自分で自分に◎を付けてあげること」が恵子さんのお話ししていた「自己肯定感」ですね。とても大切で、誰もが求めていることだと思います。
佐々木正之 says
自己肯定感の話は興味深かったです。「いのちの授業」まだ大人にも親にもならない子供たちは独身である自分自身とも共通するものがあります。親たちは無意識に子供たちの親であり、彼らの役に立っている自覚があり、やがて子供は、成長し、今度は親の介護なり面倒をみることに自分自身が役立っている自負心を持てます。一昨年私の
母も亡くなり、もう一度自分自身のために生きる中に自己肯定感を持つ意味を、今回のお話の中に感じました。
Sato Yumiko says
佐々木さん、お久しぶりです! コメントありがとうございます。お聴きいただき嬉しいです!