生野里花氏インタビュー
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ピアノを誰のために弾くか
今回のゲストは、音楽療法士の生野里花さんです。生野さんは東海大学などで音楽療法の教育に携わりながら、国際音楽療法ジャーナル ”The Voices” のアジア編集委員をされています。アメリカで音楽療法を勉強し、その後約25年間にわたり国内の福祉センター、自主グループ、高齢者施設などで活動している生野さんは、「野花ひととおんがく研究舎」を通じて、音楽療法士たちの勉強の場も提供しています。
療法用のピアノの弾きかたといったとき、技術面や理論でも多少はあるのですが、結局いちばん大事なところは、発想の転換なのではないでしょうか?「誰のために弾くか」という点の発想の転換ですね。
ー「音楽療法士のしごと」より
インタビューでは音楽療法とレクリエーションの違いや音楽療法におけるエビデンスなどについて、お話を伺います。
レクリエーションは多くの場合、人を活性化することを目的とします。それに対して音楽療法の目的は、人と関わることです。
ー 生野里花さん
生野里花(いくの・りか)
東海大学教育学部芸術学科非常勤講師。国際音楽療法ジャーナル ”The Voices” アジア編集委員。「野花ひととおんがく研究舎」を通じて、音楽療法士たちの勉強の場を提供している。著書に「音楽療法士のしごと」、「静かな森の大きな木」など。訳書(やくしょ)に「音楽療法を定義する」「DVDブック 歌の翼に 緩和ケアの音楽療法」など。
※エピソード内で生野さんがお話ししているパワーポイントは、こちらからご覧いただけます。
野花ひととおんがく研究舎:http://pirika.com/Nobana/
伴 博 says
都内の特別養護老人ホームで音楽レクをボランティアで月に一度行っています。クライアントの人数は10人から20人、日によって変わりますが中には毎回顔を見る方がおられます。そういう方にはお声をかけたり、好きな歌をリクエストしていただいたりして少しずつ関係ができてきます。最近、音大卒業の介護士さんがつくようになり、その方とレクの在り方について話をするようになりました。現在は多人数のレクから少人数のグループによるレクに切り替えたいという意向を持っているようです。そうなると回数が減ったりしますが、より深いかかわりが可能になるかもしれません。他にも8名のグループホームや30名規模のデイサービスにも行っています。佐藤さん生野さんのお話を参考にしています。
Sato Yumiko says
コメントありがとうございます。老人ホームでの音楽レク、頑張ってください。