「あの人が何を考えているかわからない」
「いつも愚痴ばかり言われる」
「何もできない、一緒にいるのがつらい」
1200人以上を見届けたホスピス音楽療法士が提案する
穏やかな「見送り」のあり方とは?
途方に暮れる家族に贈る希望の書。
1回しかない「最期のお別れ」を、かけがえのない時間にするために。
大切な人との死別はつらい。あまりのつらさに誰もが打ちひしがれるだろう。そもそも私たちは死に逝く人の気持ちがわからない。何かしたいのに、何をしたらいいかがわからない。どうすれば私たちは、本当の意味で末期の患者さんの心に寄り添い、サポートできるのだろう?
本書では、24人の実話を紹介しながら、穏やかな「見送り」に必要なことを説いていく。
【目次】
第一章 死に直面した人の心の変化
第二章 大切な人のために家族ができること
第三章 グリーフ――悲しいのは、当たり前のこと
佐藤由美子(著)
定価:886円 (本体: 820円)